尿酸値と筋トレ

筋トレは、尿酸値を上げる可能性があります。

というのも激しい運動や筋肉負荷の強い筋トレは、運動に必要なエネルギーを生み出すときに、尿酸の原料になる“プリン体”という物質を増やしてしまうから。

ご存じのとおりプリン体は、尿酸値を上昇させてし舞う原因の一つです。

特に、負荷の高い無酸素運動では、運動後ただちに尿酸値が急上昇する可能性があります。

無酸素運動をすることで筋肉に『乳酸』が生じます。すると体内からの排出が尿酸よりも乳酸が優先されてしまい、尿酸値が上がってしまうと考えられています。

尿酸値を下げる目的なら、軽い運動や食事制限などが有効。特にウォーキング、ジョギングなどの『有』酸素運動を取り入れていきましょう。

有酸素運動は血清尿酸値に影響しません。また体脂肪の低下に伴って肥満の解消にも繋がり、様々な肥満リスクから自分を守ることにもつながります。まずは近所を散歩するところから始めてみて下さい。

プロテインの過剰摂取は、尿酸値の上昇につながる可能性があります。

タンパク質にはプリン体が多く含まれており、プリン体の過剰摂取は尿酸の産生を増大させます。また、プロテインの過剰摂取は腎臓を痛める可能性があります。

一方、カゼインタンパクやホエイタンパクにはプリン体が含まれないため、タンパク質として摂取しても尿酸値は上がりません。

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