尿酸値と汗

尿酸は尿から排出されるので、汗をかけば尿酸値も下がるのでは？と考えてしまいますよね。

しかし汗をかくと、逆に尿酸値は上昇します。なぜなら汗からは尿酸はほとんど排泄されず、尿の量が減ると尿酸の排出が妨げられるから。

そのため汗をかいて脱水状態になると、血液中の尿酸値が上がります。

特に、激しい運動で大量の汗をかいたときは、体内の尿酸値が一時的に上昇します。このときに水分を十分に補給しないと、血液中の尿酸濃度が上昇したままになります。

可能な限り激しい運動を控えるのが一番ですが、難しい場合でもこまめな水分補給を心がけて下さい。

お風呂は体内の血流循環が活発になるため、老廃物の排泄機能が向上。尿酸値の排出を促して血清尿酸値の低下をもたらすと言われています。

しかし痛みがある場合は体を温めてはいけないため、入浴を控えましょう。また平常時でも、43℃以上のお湯につかると尿酸値が高くなります。熱いお湯に長時間つかるのは控えましょう。

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